◇No.43
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あっという間に2ヶ月近く更新が途絶えてしまってごめんなさい。ようやく右手のギプスも外れました。まだ痛いんだけど…寝返りとか打つ度に痛くて起きるし。

でも今日はひとつ良いニュースがあるんです。ようやく
iTunesデビューしました。「Ariko Saito」でiTunesStoreを検索してみてください。下記ジャケが出たら私の曲です。実はまだ先行配信で、CDは来月の後半に出来る予定です。見た目だけでもなるべくLPに近い、紙ジャケにこだわりました。ジャケは裏も表も、歌詞カードも自分でデザインしました。だから、ほんとはmp3なんかじゃなく音質の良いCDを手にしてもらえたら嬉しいんだけれど…気が向いたら、先行して聴いてもらえるとすごく嬉しいです。

この音源を作るにあたり、全面的にプロデュースしてくださった安部OHJIさん、それから毎日のようにメールをくださった加納フランシスさんをはじめ、晴香さん、小滝さん、PacificStudioさん、それからいつもライブに来てくださる大好きな人達、本当にありがとうございました。

まだプレスの業者さんとイラレやフォトショのデータ不備(ソフトのバージョンや保存方法に原因ありかも)でワタワタやりとりをしている最中で、CDが出来上がるまでもうちょっとかかりそうだけれど、ひとまず、配信についてはこれで世界中111カ国、沢山の国でリリースとなります。時期は多少前後するかもしれませんが、iTunesだけじゃなくAmazonやオリコンやMySpaceなどでも配信されます。いろんな国のいろんな人の耳に届くといいな。
(13/07/30)

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先週末また久しぶりに、東海地方へ行って来ました。ずっとロングだったけど、髪の毛が片手じゃ結べないから、前回の左手の手術で小学生以来始めて短くして。だからこの短い髪でのライブは初めてでした。

トモローさん好き過ぎる。
大好きなんだよなぁ。
曲も声もいたずら好きでおちゃめな人柄も、それからギタ−のあのグルーヴも。他の人だと合わせなきゃという意識が少しは働くのが、トモローさんだとそういうのが全くなくて、何にも考えずに自然体で歌えるのが不思議。腕が素晴らしいのかな。愛知県のミュージシャンで一番好き。

あぁ…この時間に戻りたい…。淋しくなっちゃう。昔名古屋のアランプーさんでやった銀恋の歌詞カードとか、まだ大切に持ってる。トモローさんが2人いたらいいのに。そしたら関東へ連れてきちゃうんだけどな…。本当に好き。
幸せな1枚です、見てこの顔↓笑

10年以上このメンバーで一緒にやりたいやりたいって個人的に言い続けて、私が手を壊したことで、優しいやっとさんが動いてくれて、ちょうどタイミングが良かったのもあって、夢が実現しました。まぁこんなページ見てないと思うけど、ほんとにありがとう…。今の心境まさに“猛烈なサウダージ”そのもの。

楽しかったな〜…。
明日、入院します。
(13/06/05)

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次の手術 5 日前に歌って来ます。そんな訳で、フライヤーをチラシ用と映像と2種類作った。手が痛くなかったら、動画の方はもうちょっとフェイドアウトさせたりディゾルブかけたり色々やったんだけどなぁ…即席で作ったのでまあそれなりです。でも久しぶりに画像や映像を編集するの楽しかった!
フライヤー
はこちら

特定の動きをするとズキン!って手が痛みます。幸いギタ−はDuo程度の簡単な曲であればネックをかなり上の方に構えれば大丈夫そうです(格好悪いけど、笑)。難しい曲はリハビリ次第だけど、今年はちょっと厳しいかなぁ…。(13/05/12)

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twitter でちょこちょこ呟いているので、既にご存知かもしれませんが、手術後の経過報告です。

手術をしてからギプスで約1ヶ月半、リハビリを開始してから数週間、早いものです。術後2ヶ月が経ちました。まだ上から下に押す動きをすると激痛です。プッシュ型の洗剤や化粧品のポンプは全くNG、手術をした左手では壊滅的。靭帯と軟骨が尺骨と元通りくっ付くには9ヶ月かかると言われており、そんなにぃ〜半年くらいでいけるんちゃうん、と思っていましたが、なまじ嘘ではなかった様です。6月からはプッシュ型ではなく、パカッと蓋が開く形の物を買い揃えなくてはならないかも。手を付いて立ち上がろうとするなどもってのほか、恐ろしくてそんなこと出来ません。それに近い力の入れ方を少しするだけでもう…。何かを押す動きをすると、ズレる様な、剥がれる様な嫌な感じの痛みがズキン!と走り、その度にヒヤッとします。なぜヒヤッとするかと言うと、受傷から半年以上が経ってからの手術で、組織として使い物になるかならないかの瀬戸際のところを、敏腕の日本一と言われる医師によって繋いでもらったから。ぎりぎりのところを延命してもらっただけに、術後死にかけの組織を糸がすり抜けてしまう、と言うことも十分考えられるからです。その度に手術室で先生にお礼を言ったら『まだ分からん!』と開口一番に言われた瞬間を思い出す。

ギプスを外してからの1週間は寝ている最中、一晩に何度も痛みで起こされて本当に辛かった。固定器具を付けても尚しょっちゅう痛くて起きた。手をぐりぐり廻す変な寝癖でもあるのかと本気で疑ってしまったほど。最近ようやく寝ている最中に痛みで起きることは減ってきました。それでも昨日の朝は両手が痛いー!っていう夢で起きたけど…夢って言うか起きた時やっぱり実際に痛かったけど。あと手術した方の手はよく浮腫みます。特に朝起きるとそれに気がつく。もっと悠々自適な休職生活を送れるかと思いきや、何かをしようとすると必ずどちらかが、あるいは両方が痛かったりするから、何もする気が起きなくなっちゃったりで、なんだか鬱っぽくなることが。着替えるのも痛いし、出掛けてもし転びでもしたら全てが元の木阿弥だなんて思うと出掛けるのも慎重になったり。雨の日は傘を持っているのも厳しいし。でも部屋に籠っていては心の健康にはあまり良くない気もするので、気をつけながらも少しずつ出掛けていかなくちゃと、思ってはいるのですが。せめて、傘を持たなくても良い、晴れた日くらいはね。

それでも、徐々に徐々に、本当に少しずつなので気のせいかもしれませんが、動きによっては既に左より右の方が痛みが大きいかもしれません。左の痛みが治まっているのか右の痛みが増しているのか。その両方なのか。左右の痛みの種類の違いを興味深く感じます。なぜかと言うと、なかなかこんな過渡期を経験出来る機会は無いから。左は壊れた所を治す為に強制的に壊した痛み、右は壊れた痛みです。つまり、左は西洋医学を施した論理性のある痛み、右は壊れた状態の生物的な複雑な痛み。左の方がどう動かしたら傷むか、分かり易いのです。そのかわり傷む時はベリッ、ドカンと思いっきり来るって言うか…笑。右の方が痛みの触れ幅はそこまで怖い物ではないですが、ビリビリ、ズキズキが頻発し、それはそれでなかなか堪え難いものがあります。例えば、ハンバーグを箸で切ると痛いとか、iPhoneやリモコンを持っていると、しばらくするとズキズキして来て持っていられなくなるとか、22cmの軽めのフライパンを片手で持ち上げられないとか、手を振りながら普通に歩いていると、手が後ろに振れる度ビリビリした痛みが走る、など。動かさなければ全く痛くないが特定の動きで激痛なのが左、動かさなくても時によって痛みを頻発するのが右。

左の可動域はお風呂でリハビリを重ね、下記の様に日々記録をしています。本当にちょっとずつちょっとずつ広がって来ている。前回の診察の時に先生に「進捗です」と言ってお見せしたら「何これ(笑←結構大きな声を出して笑ってみえた)なるほどこういう風にしてくれると分かり易い」少し面白がってみえたご様子。何百何千と看ていらっしゃる中、こんなことをする患者は少ないのだろうか。だって今記録しておかなきゃ、もったいない!こんな貴重な機会は滅多に無いんですよ、笑。
《縦可動域の記録》

《横可動域の記録》

まだ力は全くと言っていい程入れられないのだけれど、そろそろ握力の記録も開始しようかと思っています。右のためにも。
(13/04/24)


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