◇No.38
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明日からまた、しばし日本を離れます。
今回は複数の都市を点々とするので、少し楽しみ。一方で、寒い地方から暖かい地方へ移動するにあたり、いっきに冬から初夏へと変わる訳で、服のバリエーションを色々と考えねばならず、その作業がまた大変でもありました。
後日談は必ずここに記します。
4月からの新生活直前の、バウンディング。
私も、みなさんも、どうかよき新しい季節を迎えられます様。ではまた…
(12/3/24)

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前回のライブでは、もちろん新曲を聴いて頂く事も目的だったけれど、初めてやった曲がもうひとつあり、そっちの方が実は一番の山場だった気がする。歌い出し、自分でハッと驚いた。うまい言葉が見つからないけれど、あんなにお誂え向きな曲は無い、と思ってしまうほどだった。

候補として目の前に見えて来た道は3つ。もちろんどれもその先には何かしらの何かがあるだろう。私の中での計画では、そのうち2つの岐路は、いつしか1つの道に合流するはず。
(12/3/9)

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昨日のライブは久しぶりのワンマン2ステージでした。なんとかなったので、田舎のいつものワンマン2ステージもこれなら復帰出来そうだな…と思いました。そろそろまた遠征しようかな。
お客さまから沢山のお菓子、クッキーやポーションやマカロン、赤ワインなどを頂きました。嬉しかった。何より新曲がうけていたのが一番ほっとしたし嬉しかった。この日のために作ったようなものだったから。マスターの東野さんからも新曲のタメについてのアドバイスを頂いて、ちょっとだけ真面目にやろうと思った今日この頃です。

さて音楽の話ではなく今度は生活についてですが、今日は朝から晩までひたすらあちこち駆け回って、4件もの用事をこなし、全然ゆっくりする気配もない貧乏性な私です。
明日は遠方の友人がステーションワゴンで来て解体作業などを手伝ってくれます。というか、粗大ゴミの中で使えそうな物を色々もらってくれます。助かる…。
(12/2/27)

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今月が過ぎたら、未だ見ぬ新たな地に向けての準備を始める。色々とらわれるけど、その時を見極めるため、前向きに、明るく、踏み出してゆかなくちゃと思う。
(12/2/1)

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第五福竜丸についてを描いている、ベンシャーンの「ここが家だ」が届いた。
社会問題に対して奇麗ごとを並べるんじゃなく、プライベートの問題について他人のどうこうを並べるんじゃなく、対峙したり自分自身の本音を切り込むアーティストが好きだ。

なかなか口笛が上達しない…。
(12/1/26)

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まず今日の1つ目。ダニエル・ラノワのライブへ行きました。最近みたライブで一番だった。びっくりする程良かった。プロデューサーだからコンセプトがしっかりしている印象。真面目なんだろうな…と思った。12弦ギターに始まり、ギブソンのレスポールになり…スチールギターとドラムだけなのに世界観は圧巻だった。やっぱり声が好みなのは最終的には決定打だと思う。ほんのちょっとしゃがれていたり、ほんのちょっとハスキーな声は私にはストライクゾーンだなと思う。
そして…ブライアン・ブレイドは神です。あそこまでいくともう、神の域だ。感動して何度も涙が出そうになった。未だに恋に落ちてしまった様な感覚。フロントの2人が左に居る神に向かって無邪気に掛け合う少年の心をもったミュージシャン達みたいに見える時さえあった。
それにしても、あんなに素晴らしいとは。正直予想外だった。音源もいいと思うけど、また全然違う、そこからはちょっと想像出来ないライブだった。
骨太で男らしいのに内面はものすごく繊細できちんとしてる感じの。真ん前でみたから、ダニエル・ラノワと50回以上は目が合ったと思う。あの80分が幸せな時間すぎて、禁断症状が出そうです。

今日の2つ目。奇跡が起きた。やっぱりテレパシーはあるのかもしれない!驚いた。
中学高校時代の剣道部の憧れの先輩、私とは反対の県にある国立大へ行って、女性で唯一人硬式野球部に入った高野先輩。当時はオールバックの短い髪で、同じく短い髪で大柄な岡田先輩と一緒に連れ立って歩いている様はほんとそこらへんの剣道部の男子達なんか全然及ばないくらいにかっこよかったのだ!前も書いたかもしれないけど、あまり練習には来ないにもかかわらずレギュラーで、ぶっつけ本番みたいな感じで試合に出て、ここぞという時にがつんと勝ってくれるから、そのカリスマ性みたいなのにもう憧れて憧れて…笑。特徴ある剣道をしていたのを覚えている。なんというか、上手く説明できないんだけれど、面とか小手のひとつひとつ、所作がかっこいいというか。動きに無駄が無いというか…。
そんな高野先輩から、突然YouTubeを見ましたってメールが届いた。「なんだかわからないですが急に思い出したのでメールします」って念ずれば通じるのかもしれない。本当にびっくりした。というより感動してしまった。少ししてからじわじわーって嬉しい気持ちでいっぱいになった。早くも今年最大の奇跡かもしれない。お返事は、今夜はペンディング…すぐに書きたいけれど、今夜はゆっくりあたためます。

今日はいい日だったな
…2つも幸せな事があった。1つだけでもすごいのに。この日を越えられる日は、この次はいつ訪れるんだろう。(12/1/18)

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10年以上ぶりにリルケのマルテの手記を読んだ。この本の初めから終わりまでひたすら煩悩の中心にある「死」。思えば大学で選考していた社会心理学の卒論で主題にしようとして教授に止められたんだ。今はその事に対してとても感謝している。いつも眉間に皺を寄せて、アンニュイな雰囲気があって、古畑任三郎を薄くした感じで、若くてかっこいい先生だった。先生元気かな…。

マルテの手記のシリーズも描いた、ユダヤ系アメリカ人社会派アーティスト、ベン・シャーン展へ行きました。朱色を効果的に使うところが、ゴダールなんかを思い起こしたり。フェンスの極細の筆遣いがなんとも心の襞をくすぐられた。きっとベン・シャーンが生きていたら、今の福島の惨状、東電や原子力安全委の面々などを描いてくれただろうなと思った。帰宅後、第五福竜丸の本を注文した。

夕陽はあっという間に海へ沈んだ。

(12/01/15)

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先週末、新しい曲が出来ました。途中まで真面目な曲にしようと思ったんだけど、途中からどうも路線がおかしくなって、なんか笑える感じに仕上がりました。来月ライブで、せめてもの感謝の気持ちの代わりに最初に聴いてもらう事にしました。笑ってもらえるといいなぁ。
(12/01/12)

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私のFacebookには台湾の友人が多いからか、さほど新年〜!という盛り上がりは無い。西洋式のお正月は今月だが、東洋式ではもう後1ヶ月先なのだ。
そんな中、一人浮かれポンチな動画をアップいたしました。新年の日の出にちなんで…
太陽(Luz do sol)
太陽ときたらバランスを取ろうとついついこの曲もやりたくなるのです…
月(Lindeza)
正直なところ、いずれも和訳の歌詞を作ってお面を作ったら、弾いて撮影する前にほぼ9割型満足していた。
(12/01/04)


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