◇No.29
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一昨日クリスマスストーリーという映画を観ました。色んなエレメントが複雑に絡み合って、つきつめれば冒頭の問題が根底にある、という群像劇に近い構成でした。アヴァンギャルドで個性溢れる家族が描かれていて、フランスだなあ…とも思った。ブラックな題材なのに、雰囲気がどことなくキュートで、観終わった後もなんとなくふわっとした感覚があり沈まなかった。とても良い映画でした。待ち時間に目黒の美味しい立ち飲み屋さんへ…。主役級にキャベツの存在感が際立っていた。キャベツってすごい!
大晦日ですね。武蔵小山の温泉へ行きました。黒いお湯や濁り湯があり、露天風呂では可愛いお婆ちゃん達が犬や猫の話
、紅白なんて若い子ばっかりでつまんないわよとか、都内の有名なあるお蕎麦やさんでは今日だけで3千人分の蕎麦が売れた等、そんな話題をしながらうなずいたり微笑んだりしていらっしゃった。商店街で珍しいお店を見つけました。
来年はここ数年さぼっていた家計簿をつけようと思います。ポルトガル語も勉強しようかな…。今夜は初めてそば粉から年越し蕎麦を打ってみ
ました。
(10/12/31)
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ぶり大根をやりました。うさぎ年まであと1日。今年は色々転機のあった年でした。パンを沢山焼いたなぁ。
(10/12/30)
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仕事納めの日。自由が丘のお店で素敵な女性と知り合いました。
たかだかコンマ以下の倍数ですが、ネット銀行の金利が普通の銀行より倍くらい良いのはなぜだろう。
(10/12/28)
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地元の親友に何か事件が起きたらしく、病気で入院でもしたのかと思ったけれど、よくよく聞いてみたら事故って肋骨を折っていた。
百合根の季節ですね。ほくほくした、あの独特の食感が大好き。ホイル焼きにしたら最高だなぁ。蕪と帆立と百合根のスープなんかも作りたい。
(10/12/27)
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週末はシーフードリゾットや林檎とシナモンのパン、すきやきをやりました。ハーブ&ドロシーを観に行きました。1LDKに大型トラック5台分の美術品て、どうやったら入るんだろう。コレクターの心情はなんとなく分かるけれど、値がついても売らないというポリシーを貫くのは凄いと思いました。彼等にとってお金よりも大事なんだなぁ…。綺麗な白髪の2人が手を繋いで歩く姿がとても可愛かった。歳をとってもあんな風に仲良くいられるって素敵だな。ドロシーが若い頃に付けていたような丸い大きな眼鏡が欲しいのだけれど、最近あまり見た事がない。どこかにないかな?
(10/12/26)
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パパイヤが98円で売っていた。珍しいので買ってみました。
(10/12/22)
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月食なはずの今夜、生憎の雨。欧州の火山の関係で赤い月になるとの事でしたが、赤い月は少し怖いので、かえって良かったのかもしれません。
柚子を入れたパンを焼きました。部屋中に爽やかな甘い香りが漂っています。パンがゆっくりふくふく大きくなってゆく様を、オーブンの小窓から覗くのが好き。
明日は異動後、初の早朝当番。
(10/12/21)
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昨晩はもうどれくらいぶりか思い出せないくらい久しぶりに、途中で目が覚めなかった。
(10/12/20)
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今日は座禅をくんでみました。ひい、ふう、みい、よ〜、いつ、む〜、なな、や、ここ、とう、の数息観。どういう訳か私がやるとひい、ふう、みい、の次が、や〜になってその後が何だったかを忘れてしまう。
(10/12/18)
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一昨日久しぶりに、ランチで職場近くの中華料理やさんへ350円のお弁当を買いに行ったのです。いつも笑顔で挨拶をしてくださる中国人店員のお姉さん。ある中国映画に出て来る伝説のコミュニティについて話そうと思ったんだけれど、日本語表記のままで通じるか分からなかったので断念。映画名から筆談すれば分かったかもしれない…そこが漢字文化の面白い所ではあります。
DVDデッキ、壊れたかもしれない疑惑から何日か経ちます。家電製品は使用回数か年数がそこそこくるとPL法に触れない壊れ方をするという意見には同意です。壊れずに一番長持ちしている家電てなんだろう…。電池を使う様な物は割と十年以上もっている気がするけれど、コンセント系は三日月の形をしたランプくらい。
異動するなり色々大変な一日だった。それでも帰り道、今夜も月は綺麗だった。
(10/12/17)
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明日の朝用に、ドライ林檎を細かく刻んで練り混ぜた、林檎のミルクパンも焼いてみた。最近、強力粉の種類はゴールデンヨットとイーグル、1:3の割合に落ち着いています。コストパフォーマンスの関係もあるけれど、ふわ〜と、もちっの絶妙な組み合わせ…。
今またコルベン・シンプソンを聴いています。Moondance、ヴァン・モリソンのオリジナルも好きだけれど、少し不器用そうな声がなんとも言えない味わいで更に好きです。その次にUp On The Roofがくるっていう曲順も。
半月が綺麗な夜だった。
(10/12/16)
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昨日今日とふたご座流星群だったそうですね。今夜の関東は曇っていたけれど。昨晩は温かい飲み物をベランダに持ち出して、空を見上げてみたものの『あれ?オリオン座も見えない…』それもそのはず、既にコンタクトを外し度の合わない眼鏡をかけていた自分に気が付いた!笑。 見えない星に向かって心の中で何度もお願い事をしました。
今日も結構色々あった…人間なんて所詮猿の一種なのに、人生なんて宇宙光年のほんの一瞬なのに。
寝る前に、魚になって生暖かい水で満たされた部屋をゆらゆら泳いでいる自分や、柔らかな芝生の上に寝っ転がって空からゆっくり白い羽根がふわふわお腹の上に落ちるのを想像するといいみたい。フィロパポスの丘で羽根を降らせて、ニューカレドニア近郊の魚になろう。
(10/12/15)
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帰り道、新しく建設中の駅ビルから伸びた赤白のクレーン先、雨上がり凛とした感じで半月がいた。サラリーマンが足早に駅へと向かう通りなので、立ち止まって眺めるにはなんとなく気が引けて、そろりそろり歩きながら見上げていた。
(10/12/14)
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「話がしたい」、「話がしたい」…真相を知ったところで結果が何も変わらないのなら、話をしても…食い違いながら平行線を辿る話たち。ぽっかり四角く黒い入り口の空いた地下駐車場へ消えてゆく車みたいに、昼間だっていうのに真相は闇の中へと。もうその入り口はくぐらない。ぐったりきたので、暖かいココアを飲んだ。
雨の月曜日。雨といえばピンキーウィンタースの雨傘がいっぱいのアルバム。でもなんとなくフォーキーな気分なので、今日もまたケリーグッドウィンを聴く。
(10/12/13)
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バールジーニョさんのボサノヴァのボーカルレッスンに参加しました。今回の曲は今まで英語でしか歌った事の無かったDindi。時期が時期なだけに何度耳にしても『人事〜ああ人事〜』としか聴こえてこない(笑)。
鼻母音についてや、カリオカはスをシュもしくはシに近い発音になるんだとか、そういったディテールを知ることが出来たのが良かった。少し驚いたのは、今ブラジルではなんとカントリーミュージックやウエスタンハットが流行っているんだそうです。
(10/12/12)
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相模が丘のカフェ、パーゴラさんで30分くらい歌わせて頂いた。スピーカーの位置を変えられたそうで、格段に音が良くなっていた。自分の声に身体全体が包まれる感じで、お客さん達はまるで私がすっぽり入ったシャボン玉の外にいらっしゃるようだった。音は包まれた球体の外にも放射線状に響いていたように思う。
70代のご夫婦がいらっしゃって、そのおじいさんは一年前に心臓の移植手術をされたそうで、その一部人工の心臓は10年あるうち残り9年の制限時間付きだった。綺麗なクラシックギターの音色を聴かせて頂いた後だったのもあり、そのお話を静かに聞いていらっしゃる隣のおばあさんのお顔を見たら涙が溢れて来た。10年後にまた移植されるんでしょう?って願いを込めて聞いたら、いやぁもうこんだけ生きりゃあ往生ですよと八の字眉毛を上下させて微笑まれたので、また泣けてしまった。
胚芽などを使ったり天然酵母、二次発酵についてなどパン作りの話をした。マスターがお仕事中は飲まない方なので、なんとなく気を使ってお酒は飲まなかった。けれど考え事をしていたせいで忘れ物をして、結局ご迷惑をかけてしまった。今回は間違えずに小田急に乗れたのに…。
(10/12/11)
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結果はどうあれ昼も夜も呼び出しをくらう。生きてゆくって、大変だな…。
(10/12/09)
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ギャラクシーは今、ものすごい変革期にあるんだって。だから…一度弾けたら、エネルギーは真ん中にどこからともなく集まるんだって。そしてそれが実は一番強いエネルギーになるとか。
(10/12/07)
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宇宙の悪戯は因果なものだと思う。そんな今夜は新月だった。これから月に十のお願い事。お月さまは気まぐれだから、十くらいないとだめなんだって。どうか、一つでもいいから、叶います様に…。
(10/12/06)
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土曜の午後、築地本願寺のインディアンフィエスタへ。既にお酒の入っていた友人2人と合流し、200円でプラスチックのカップ表面張力のインドワインを飲みながらインド舞踊を観て、月の砂漠というレストランで羊の丸焼きを8万円で売っているとかスーフィーロックやアチェの話を聞いた。
夜は代々木のマイバックページで東京バンドを観ました。
蕎麦は日本だからこその食べ物かと思いきや、実はロシアが生産消費ともに世界一なのです。蕎麦の実でカーシャを作ってみた。香ばしい蕎麦の香りがして、食感はほっくりしていた。これがロシアの家庭の味か〜…って思いながら。今回はオーソドックスな味付けにしたけれど、ホワイトソースが合いそうだなと思いました。
(10/12/05)
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明日の午後、また一つ審判があります。果たしてこんなに身を削る価値があるのかはさておき…。
もしもあの時、移住していたら…。
(10/11/30)
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ドとファのクラシックを聴いた。ブラシでなぞる、シンバルの音が恋しかった。
奏者への色んな深い想いや、国家間の政治的な思惑など因縁深いギターがかつて存在したそうです。アルゼンチンのアニーダという少女のもとへ海を渡ってきたトレースというグラナダのギター…。そこで思い出したのが、最近ではモロ・ノ・ブラジルという音楽のドキュメンタリ映画を作った、ブラジル在住のミカ・カウリスマキというフィンランド人映画監督が、フィンランドのフィンニッシュ・タンゴのルーツがアルゼンチンである事を随分後になって知ったと話していた対談記事。欧州と南米…。実は地面の下にはマグマなんて無くて、時空を超えるためのトンネルがあって、粒子がキラキラと光りながら行き来しているんではないかと空想してみたり。だとしたら、日本の真裏はブラジルだ。
(10/11/28)
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相模が丘のカフェ、パーゴラさんで、2年振りに歌わせて頂きました。毎回感動するのだが、お店の方も様々な世代のお客様もやっぱり全て優しい方ばかりだった。。ライブでいつも使うドイツのではなく、普段弾いているクラシックギターを持って行った。今の私にはこっちのギターの方が合う事に気がついたのです。
(10/11/27)
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