◇No.21
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ハースマルティネスのライブとても良かった。曲がいいんだなぁ…ボサノヴァやジャズのエッセンスが沢山入っている。雰囲気も、途中の休憩時なんてステージの出入口を間違えて反対方向へ行ってしまい扉が無くて引き返して来る辺り、すごく可愛かった! ピアノやウクレレでやった数曲は特に良かった。いつか次があるとしたら、普通のクラシックギターで聴きたいな。ハースが全編を通してメインで弾いていたのはなんとGoddinのギターだった。
ゴダンの調整が難しい事はよく知っている。私も数年使っていた事があるからだ。ノイズがのるわ、ベースは力の加減を少し変えただけで音が簡単にびびってしまうわ、構造上ほとんどボディが響かないのでミュートすればきっちりカットされ過ぎる。今あのギターは誰の手元にあるんだろう。綺麗に虎目の出たボディだった。ライブでは1度だけ使った…確か、三重は伊勢にある、銭湯の上のお店で。(10/07/16)
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リヴァプールから来日したジョンスミスのライブへ行って参りました。ジェリージェフのママかよこさんも今夜のライブに来ていて偶然バッタリでくわした。いいライブだった。半数以上の曲がオープンチューニングだった。ペグを回してそれを音階の表現として使うなんていうのは、初めて観た。しかもカポタストをしたまま。かなり挑戦的な試みだと思う。音楽としてきちんと成立していたのが、圧巻だった。チョーキングで終わるなんて曲もいくつかあり、まさに弦が緩いからこその、変則オープンチューニングのなせる業。声も良かった。(10/07/14)
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突然サビでみんなが声を合わせてくれ、涙がこぼれた瞬間を覚えている。未だ何人くらいの人が、山燕を知っているのだろう。封印して長い年月が経つ。もうあの曲をやる事は全くない。不思議とやりたいと思った事もない。音源をかけた事すらない。ただ時折、夜の波音や潮の匂いを思い出す。夜露に湿った木立の合間から見上げる、静かな月の輪も。そしてそう遠くない将来、更にみんなみんな消えて、残るのはただ、そこに打ち寄せる波と星空。(10/07/13)
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無実のスパイ容疑でシベリアへ拘置されていたポルトガル人スラヴォミールラウイッツの、シベリアからインドへかけての壮絶な脱出記を読みながら、シナモンロールを焼いた後のシナモンとバターの香りに包まれ珈琲を飲む瞬間。取り巻く状況のあまりのギャップに、ふと気がつけば、心がどこか、ここでもなくあそこでもない、上空何億光年の別次元へ行っている。(10/07/12)
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どうもここ1年くらい、メラトニンの生成がうまくいっていないみたい。トリプトファンが足らないらしい。枕元に玉葱の輪切りを置くと良いという話もあるけれど、絶対臭い気がする…目が痛くなって開けていられないから否が応でも眠れるっていう訳ではなかろうか?時間を潰す事は沢山あるし、無理に戦う必要はない気がするけれども、とりあえず、今夜も戦ってみます。いざ快眠島を目指して!--.- - --- ←モールス信号。(10/07/11)
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ニュクスが降りて来てもヒュプノスがなかなか降りて来てくれない。ようやくやってきても、身体をするりと突き抜けて飛び去ってゆく。また、待ちわびるうち、朝日が昇る。(10/07/10)
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今回の治療日は、お花を買って部屋に飾ろう。雌しべを恥ずかしそうに隠している、すずらん系の花がいいな。ぷっくり薄桃色をしたヒペリカムも可愛い。
6年施術を受け続けてようやく分かって来た、この日はいかに愉しく過ごすかに尽きるって事。以前に比べればもう1/5くらいになっている。だから、きっと、何てことないはず。
そうだ、シナモンロールを焼いてみようかな。ホットケーキとか、レモンケーキとか…。(10/07/08)
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いよいよフジテレビさんとの新サービスがS-in。(10/07/07)
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ロバートアルトマンのBIRD★SHITを観ました。印象に残ったのは、最後のブラックで陽気な展開と、車いすのお爺ちゃんがカラフルな膝掛けと白髪をなびかせながら坂道を一直線に下ってゆくシーン、本棚の梯子で妙な背比べの掛け合いをする2人、出て来る度に鳥になって最後の方は凄い事になっていた教授の演技力、車が次々とスローモーションで飛んでゆく場面、シャッターのこちら側から女性が斜陽の中を去ってゆくシーン、それから、その時に流れた音楽とのマッチングが最高でした。(10/07/05)
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