◇No.15
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東京からタクシーに乗って爆睡したら、三重に着いていた…慌ててお財布を見たら中身が数千円しかなかった……という夢を見て、焦って起きました。久しぶりにリアルな夢だったなぁ。(08/07/12)
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爺ちゃんの婆ちゃんのひい婆ちゃんのひいひい爺ちゃんのはとこのひいひいひい婆ちゃんの腹違いの兄ちゃんの紫式部の知り合いのまたいとこのひいひいひいひいひい婆ちゃんの三番目の夫の死に別れた前妻の爺ちゃんのかかりつけの薮医者の妾であった婆ちゃんの母ちゃんのそのまた婆ちゃんの大事にしていた猿の末裔にあたるボスの林檎しか食べなかった爺ちゃんの突然変異の妹の婆ちゃんの成れの果ては、遠い大陸にある異国の湖奥底に眠るアンモナイト。(08/04/30)
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「黒いオルフェを探して」という、セウジョルジュらミュージシャンがブラジル音楽と交えて黒いオルフェ縁の土地を旅をするドキュメンタリ映画を観ている。(08/04/28)
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疲れて帰ったサラリーマンには滝川クリステルという癒しがいるのに、サラリーウーマンにはなぜ素敵な男性ニュースキャスターが待ってないんだ〜!(08/04/28)
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トニーウィリアムスを流して寝ます。18歳でこんな複雑な曲を作るなんて。マイルスデイヴィスのバンドにおいて若干17歳やそこらで活躍しただけあって、音の空間・無音も音として捉える感性のある、本物の天才だ。(08/04/23)
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ジャックモントローズのCDを聴いた。持っているのはジャックモントローズセクステットなのだけれど、ボブゴードンとやっているミートMr.ゴードンやチャールスミンガスとの直立猿人も気になっている。でも疲れている時はこの手のものは聴かないだろうな、とも思う。(08/04/22)
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どこからともなく数年暮らせるくらいのお金が降って沸いて北海道にでも引っ越して犬飼って生活するとか、どこからともなく王子様が現れて私を海外へさらってくれるとか、そんな事、ないかなぁ?…ないんだろうな。
半年くらい前に太宰治の『待つ』という作品の印象の相違についてやりとりしていた事を思い出した。そうだな、業火に焼かれる人間を眺めるロダンの彫刻みたいにね、月からエスプレッソを飲みながら冷ややかに眺めたいよ、私みたいな愚かな人間の事を…。(08/04/19)
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BULLYを観ました。1993年に実際にフロリダで起こった事件を忠実に描いた作品。意外と色々考えさせられた。アメリカの死刑って近年も州によっては電気椅子のところがあるのかな…。若気の至りって侮れないと思う。(08/04/15)
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AKGかULTRASONEのハイファイシリーズで、直径7cm以下かつオープンエアではない物を試聴したかった。最後に仕方ないのでapple storeにも行ってみるが、audio technicaとかしょぼいやつばっかり。シュアーとboseを試聴させてもらったが…なんてミーハーな音!聞き慣れたサウンドではあるが、ぐっとこない。へえ、で終わってしまう。シュアーなんて「あぁまさに58マイクの感じだ〜」と思った。ださい。焦らずに探そうと思い直す。(08/04/11)
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ハーモニーボール。古代ケルト民族のドルイドが瞑想用の道具として創ったとされる金属のボールで、耳元で振るとなんとも言い様のない綺麗な振動音がする。その昔、地方では割と有名なあるギタリストがキーホルダーに付けていて、私はそれを至極気に入って、ライブバーのカウンターで隣になるとよく耳元でハーモニーボールを振っては目を瞑り音を聴いていた。そういった経緯から、そのギタリストは私の事を『銀たま』と呼んでいた。“おい、銀たま。落花生食うか?”
今日はミッドタウンで偶然見つけた。月と太陽が裏表に付いている銀たまをひとつ買った。精神が安定する、なんとも言い様のない綺麗な音。(08/03/31)
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スティルクレイジーという映画を観た。バンドマンならば絶対楽しめるというタレコミ…じゃない、フレコミのもと、最初は『なんだ、万人受けしそうなおやじバンドの夢物語ぢゃないか』と思って観ていたのだが、いつの間にかものすごい感情移入していたらしく、伝説のギタリストが弾いた瞬間に号泣してしまった。お守り代わりに身につけていたジミヘンの歯!を無くす場面や、バンドメンバーの確執が演奏中やツアー移動中に垣間見れたりとか、メンバー同士の恋敵の切ない心情とか、意外と面白かった。いいじゃないか、おやじバンド。おやじがバンドして何が悪い。(08/03/28)
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あるお店でストーンズのライブ映像が流れていて、私は根っからのキース(素晴らしくカッコイイ人間)ファンなので、ミック(ガチョウで時々アヒル)が画面を占領すると「人間をだせー」と野次るのであった。ロン(カラス)は言うまでもない。(08/03/25)
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モンティパイソンのテレ東バージョンを観ています。ナレーションがいいです。(08/03/22)
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ミヒャエルハケネのカフカの城を観て寝ます。カフカ…ちょっと懐かしい。腐れ縁だった大学時代のゼミの先輩が好きで、たまに話題に上った作家。カートヴォネガットの生前最期の著書では、カフカのある作品をネタに面白い図(グラフ)を描いていた。通じる人は少ないと思うけれど、そのグラフは相当笑えた。(08/03/21)
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帰りの電車でカートヴォネガットに思わず吹きそうになった。
『「進化」なんてくそくらえ、というのが私の意見だ。人間というのは、何かの間違いなのだ。われわれは、この銀河系で唯一の生命あふれるすばらしい惑星をぼろぼろにしてしまった。それも、この百年ほどのお祭り騒ぎにも似た交通手段の発達によって。うちの政府がドラッグに戦いを挑んでいるって? ドラッグよりガソリンと戦ってほしい。われわれの破壊中毒こそが問題なのだ! 車にガソリンを入れて、時速百五、六十キロで走って、近所の犬をはねて、徹底的に大気を汚染していく。ホモサピエンス(知恵ある人)を自称していながら、なんでそんなめちゃくちゃをする?』
個人的な意見としては、世界中の政治家,実業家,ユダヤ系資産家,軍隊,化学者,皆さん総出で戦いに挑んでほしい敵、それは……花粉だ!(08/03/17)
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夢はあきらめなければ叶うなんて言葉は傲慢だ。血を分けた兄が欲しいという夢は一体、今更どうやって叶えたらいいというんだ?(08/03/13)
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ジャンフィリップトゥーサンのテレビジョンを読んでいる。トゥーサンの小説はこれで3冊目。どこか憎めなくて、静かな時間が流れる小説たち。(08/03/12)
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クリスミンドーキーのサイレントベースがかっこいい。オーガニックジャズと帯にあった。有機栽培農産物のジャズって…。(08/03/07)
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「潜水服は蝶の夢をみる」を観た。フランスの雑誌ELLEの元編集長が脳卒中で倒れ、左目しか機能しなくなってから瞬きの合図で書いた著書の映画化。何度か泣きそうになった。私もどんなにどん底の境地にいてもユーモアを忘れない人になりたい。エンディングは私の大好きなトムの歌だった。(08/03/01)
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