◇No.14
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80年代UKパンクのドキュメンタリー映画を観て参りました。社会への反抗期、パンクなやつらを、親心の目で撮影したような映画でした。透明なケースの中に、赤いベレー帽だけ被って素っ裸でギターを弾く人(その光景も可笑しかったが弾いてる曲はパンクじゃなくジミヘンだったのが私にとっては笑いのツボだった)。リッケンバッカーの赤いベースをばりばりタテノリで弾く人などが居て面白かった。(08/02/18)
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能力だけじゃなく懐の暖かさも見なくちゃだめなんだ。想いの強さを感じる人を選んでゆかなくちゃと思う。(08/02/16)
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ヴァンモリソンの音楽ってどうしてこう手拍子をしたくなるんだろう。聴いていると手拍子しちゃって日記が書けないじゃないか!
またモンティパイソンを観て寝る。(08/02/15)
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東京医科大病院へおうじさんのお見舞い。何年か前に荻窪や新中野のお店で一緒に演奏した事、その練習をした日の事、去年の夏の弁天では痩せた姿に思わず涙が出てしまった事、年末ゲスト演奏させて頂いた日のこと、4年くらい前に職場の近くでお昼休みにおしゃべりをしたいくつかの日の事、5年くらい前に東京タワーでワンカップを取り上げてトイレに捨てた事、いろいろ思い出して、また泣きそうになった。あんなに本音で生きている人は、そうそう居ないと思う。早く善くなってほしい。(08/02/11)
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星の数程人がいる東京。書類を目にしながら電車待ちをする姿を見た。私はそのホームで降り立ち、人ごみの中を歩いて、映画を観に行った。過去とすれ違った瞬間。私はちゃんと今を生きているんだろうか。ゆっくりいこう。(08/02/07)
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クリムトの映画を観た。クリムトとシーレがレストランで同じカンバスに交互に筆を入れてデッサンをする遊びをしかけている場面が、とても印象的だった。レンブラントの映画に誘って頂いたので、近いうち行ってくるつもりです。小中学校の頃は画家になりたいと言っていた。写生大会などでは賞を逃した事のほとんど無いくらい、美術が一番の得意教科だった。美術の先生とはいつも、一歩踏み込んで仲がよかった。少し切なくなった。(08/02/02)
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橋が大好きなんです。一定間隔で空間が遮られ、渡る際に浮遊している感覚を味わうのが何ともいえなく良いのです。ポンヌフの恋人を観た時にも、そこなら住むのもありかも…なんて思った。(08/01/27)
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ジプシーキャラバンを観に行きました。映画館でインド香が焚かれていた。視覚と聴覚と嗅覚による、三次元から感性に訴えかけるドキュメンタリー。
タラフの演奏が最高でした。その長老である、ニコラエ爺さんのお葬式も映された。青に変わればスクランブルされる渋谷の街を、少し急ぎ足に歩く帰り道。行き交う多くの人生達の波に飲まれる。 いつか生まれ変われるのなら、ジプシーの血族に生まれたいと思った。歴史的にはどんなに虐げられようとも、歌や踊りや楽器と共にその存在感を強く放ち、ざくざくと土を踏みしめ、それでいて風のように流れてゆく人生。(08/01/21)
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8人のカレー戦士たちよ!こんなページを読んでくれてる人がいるかどうかは知らないけれど、ちゃんと鶏肉はワインで臭みを取って、ブーケガルニも入れて、私の下ごしらえはたった今終わりました。普通のカレーじゃたぶん誰かと被っちゃう気がしたので、ベビーキャベツにベビーキャロットに新じゃがに、昨日書いたエシャロット。考えてみればみんなbabyな食材なので残酷な話なのだけれど、真冬の初物スープカレーにしました。自分で言うのもなんですが相当美味しい…♪あとは明日、彩りにパプリカを入れて隠し味を入れて火を通せば出来上がりです。(08/01/18)
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暗殺リトビネンコ事件を観た。第2次チェチェン戦争の真相。リトビネンコはそのモラルを恥じていた。強い人。とても素敵でした。本当の意味で格好いい人を私は久しぶりに見ました。真実は最大のエンターテイメントなんて、誰が言ったんだ。これは娯楽のための見世物じゃない。でも、知らなくてはならないとも思う、もっと多くの人が。人間はなんて馬鹿な生き物なんだ。ここ何年かのうちに130人程のジャーナリストが暗殺されているという事実を、世界中のどれだけの人が知っているのだろうか。暗殺の首謀者が国家要員であったにしろ、チェチェンマフィアであったにしろ、問題の本質はそこには無い。リトビネンコの遺書に賛同する人間が、紛れも無くここに一人増えた事は確かです。正義に洗われたサーシャの魂よどうか、安らかに…。(08/01/15)
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モンティパイソンが中心となって開かれたイギリスのチャリティイベント、シークレットポリスマンズサードの映像を観ました。マークノップラーとチェットアトキンスのアコギ2本での貴重なイマジンが観られます。ドノヴァンが持っている三日月の形をしたサウンドホールに星が散らばったギターが可愛くて目にとまりました。そのギター作家トニーゼマティスさんはもう亡くなられているとの事。こんなギターあったら欲しいなぁ。(08/01/14)
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いま消そうとするものが消えようと消えまいと、いずれ全ては風になってゆく。本物だと思えるものを探して彷徨ううちに、偽物の美しさに心奪われて、本物だと信じたいのに、宝物なのに、ある朝突然、泡がはじけ散るように何の光も放たない抜け殻へと砕け散っていたりする。
泡沫とは、うたかたと読む。(08/01/09)
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先日亡くなられたオスカーピーターソンのライブDVDをレンタルで借りてきました。ジョーパスとの共演です。
明日の夜は数ヶ月ぶりの治療。もう何年もやっているし、受ける痛みなんて平気だけど、心の痛みに慣れきれていない。頑張るしかないけど。(08/01/08)
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レコードっていいなぁ...どことなく暖かい感じがして、存在感があって。針を落とす瞬間のプツっていう音が好きです。例えば、ねじ巻き時計の面倒くささを味わえる大人って、なんか、好きだな。(08/01/07)
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ドラムレスの少人数のライブInside: The Songs Of Sacred Loveを借りて来て観ました。このライブは完全にジャズ畑の音遊びをするジェイソンレベロとの掛け合いが目を引きます。彼等の中に音の血流の様なものが滔々と貫通しているんではないかと思った。(08/01/06)
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これから「月見ル君思フ」でのジェリージェフさよならライブに、顔を出して参ります。5、6年前からずっと、本当にお世話になりました。私の心の隙間を埋めるものはやっぱり、音だった。涙が蒸発すると、音になるらしい。学生時代にバイトもしていた、お店と縁深い寺島君が現在愛知在住で参加出来なかった事が個人的には残念。私があの場所を知るきっかけになった人なのだけど、もう何年も前、名古屋は得蔵でのライブを一緒にやって以来会っていない。70年代からずっと、人々の思いや音が通り過ぎた、歴史あるお店。ありがとう。(08/01/05)
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ジャコパストリアスの88年ジャパンライブ。ジャコパスのベースは塗装がはがれてボロボロだけれど、音はちゃんと年季の入った歌心を震わせています。トゥーツシールマンスと2人だけの掛け合い!楽器の取り合わせからいって考えられない繊細な音の重ね合いをします。ビックリして画面20cm前まで近寄ってしまうほど。(08/01/03)
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ファティ・アキン監督のクロッシング・ザ・ブリッジ〜サウンド・オブ・イスタンブール〜(邦題:〜魅惑の音楽を奏でる場所で〜)を観ました。ドイツのアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのメンバー、アレキサンダーハッケが語る音楽ドキュメンタリーです。イスラム神秘主義の伝統的な音楽をはじめ、80年代の曲を歌う往年の歌手やクルド人歌手など、様々なトルコ音楽シーンの牽引者たちを映している。(08/01/01)
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タイタンという土星の周りを廻る衛星には、アミノ酸が存在するというじゃないですか。水の出る火山もあるとか。もしも、嫌気性微生物とか地球上の生物で特に生命力が強いと言われるゴキブリなんかをタイタンへ大量に放ったとしたら、そのアミノ酸などを摂取したりして何らかの進化を遂げたりはしないだろうか。巨大ゴキブリの星…恐怖だ……。
(07/12/29)
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