◇No.5

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心とらわれる期間はおそらく、年とともにより断片的になり、幸せをとらえる要素は、より三次元的に散在してゆくようだ。(05/05/11)

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一見2本の足でしかと立ち上がり歩いているように見え、実は足を踏み出す一歩に躊躇し時間だけが通り過ぎ、手すりを探しながら、しかしその手すりさえ脆く崩れ去るのではないかと怯えている。落ちる事が怖く、その手すりに体重をかけられない。触れる事すらままならない。自虐的な平和にも、野花は咲いているのだろうか。
(05/04/20)

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フランス語の先生に、サッカーボールにまつわる心理テストっぽい質疑応答を2,3答えただけで恋愛に臆病になってるねと当てられた。(05/04/19)

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6月に大阪・愛知・三重のライブがほぼ決まりました。どこへ飛んでゆこうかな。行き先の天候や、翼の調子を見定めます。
(05/03/17)

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アボカドにはまっています。冷蔵庫に4つも買い貯め。ほんとはアボ「カ」ドなのに、ついアボ「ガ」ドと言ってしまいます。
(05/03/08)

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2つのからくり時計モニュメントから何回も私の曲が流れているそうです。不特定多数の人の耳に勝手に入るというある意味とても無責任な音の放出なのだけれど、東海へ居た頃は一時期風になりたいと思いつづけていた。風になれた様な気もした。メディアに犯されない音っていう位置づけも、本望な気がします。
(05/02/28)

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時間は味わうもの。味を、香りを、文字を、景色を、感触を、触感を、そして時間を、味わい合える人と、味わい続ける生き方ができたら幸せだなぁ。
(05/02/04)

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方向性のまったく違う分かれ道。曖昧に真ん中の草むらを掻き分けて、迷っては歩みをゆるめ立ち止まる。
(05/02/03)

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つくづく天邪鬼。
脳内に刺激を得、物腰に恋をして、背中に冷気を漂わす。
つくづく天邪鬼。
歳をとり追い掛ける事に疲れ果て、追い続けられる事切望し、海洋深層へ潜り込む。
つくづく天邪鬼。
待ち焦がれてもひた隠し、掻き毟りささくれた肌もひた隠し、孤高の獣の如く歩き出す。
皮を被った天邪鬼。
本当はただ、臆病なだけ。本当は、傷つく事が怖いだけ。
(05/02/01)

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