◇No.4
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人間皆平等という。存在価値は平等でも、重みは全然違うと思う。(05/01/26)
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ほんとは、ゆっくり生きたいんだ。
パズルの四面には凹と凸が二つずつ。私に誰かを補ってあげられるものはあるだろうか。(05/01/24)
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とある都市の、からくり時計モニュメントの時報用に曲を作ることになった。街角を行き交う人々が、何かしらロマンを感じられる曲が作れたらいいなぁ…。(05/01/23)
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JAZZと小説、古い映画…。葉巻と、ラムかジン、蝋燭。ブラックコーヒーにコニャック。命の灯火を削りつつ時を味わう。ニヒルな空気に揺らめきながら昇ってゆく、枯れた香りのする煙。思い出すら、味わい深く。(05/01/22)
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ジンはその昔、解毒用の飲み物だったそうだ。ボンベイサファイアの清涼感。泣きたい時は、泣けばいい。(05/01/20)
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帰り道、もう亡くなってしまった、二度と新たに歌われる事のない、大好きな声を聴き続けた。外套に照らされた景色や、吸う空気さえ、すべては刹那であり、すべては唯一であり、すべてはこれっきり。どんなにせがんだって、どんなに祈ったって、立ち止まってはくれない。時の止まった酒焼け声、私の胸を締め付ける。優しく深く、締め付ける。(05/01/19)
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叶わない約束を交わす。(05/01/18)
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渡るしかない危ない橋もあるみたいだ。(05/01/17)
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愛しさとは何だろう。その瞬間、胸がえもいわれぬ気持ちではちきれそうになる事?想えば右の頭や左の胸辺りが母乳で張るようなあの感覚?ぐっと締め付けられたようなきつく抱いたようなあの感覚?(05/01/11)
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手に取ったボトルは、意識がターコイズ、無意識がマゼンタだった。愛情を現す組み合わせらしい。(05/01/07)
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