2001年9月の徒然

 

■■■ 9月 21日 ■■■

ほんと、確かに人生はドラマだって思う。
ただし、シナリオのないドラマ。何が起こるか分かんない。
ううん、もしかしたら宇宙のどこかにシナリオがいくつもあるのかもしれない、
それで、どのシナリオに当てはまるか、賭けられてんの。


■■■ 9月 18日 ■■■

話したいことはたくさんあるのに、たぶん複雑すぎて順序立てて話せない、そんな感じ。
まどろっこしくてじれったくてよくわからなくて少し怖い感じ。難しい?


■■■ 9月 17日 ■■■

ライブが終わると、いつも心がちくわみたい、穴があいてぽろ〜んってころがってるの。

でも、いい日だった。いつもの淋しさが少なくいられる日だった。


■■■
9月 16日 ■■■

arikoの曲を聴いてくれた方々、どうもありがとう。
いつも聴きにきてくれる方々は、オリジナル曲の感じ、少しずつ変化してる事に気がついてくれたみたい。
初めて聴いてくれた方々からのライブ後の声も、とてもうれしくて。 こんなあったかいものをたくさん
もらってるのに、私は馬鹿だなぁって思う。怯える前に、感じるべきものがあるってことを知る。


■■■ 9月 15日 ■■■

ずいぶん前にこんな文章を書いた。
「人間って猿の延長だってつくづく思う。その鼻の下にあるその溝を見てごらんよ。なんなのそれ?」
当初はその文章かいた時、何度も読み直しては笑ってた。
おかしくてたまらなかった。滑稽でたまらなかった。
けれど、原作でも複数回の映画化でも有名な猿の惑星で、
反乱首謀者の猿が産みの親に向かって「博士、なぜですか?なぜなんですか?」
ってやるせない叫びを放ちながら火の中に身を投げる場面、あの叫びは、
今の私にはその気持ちがよくわかって、滑稽でもなんでもなく、切実に胸の痛みを覚える。
今夜、自転車で一人分の買い物して帰ってくる瞬間、なんとなくこの世で一人ぼっちな気持ちで。
私を独りにしない宇宙人が、連れ去ってくれはしまいかと、星の見えない空を見上げてた。


■■■ 9月 14日 ■■■

おったまげたよー。生きてた、生きてた!大学の頃の軽音のバンドbia-nのVo、生きてた。北海道にいるらしいよ。
九州って噂聞いたんだけど、いつの間に?自転車とギターで日本まわるとか言って単身旅立ってけっこう経つけど
まだやってたんだねぇ〜(^^;) まぁ、なんにしても無事でよかったよ。物騒な世の中だから皆さん気をつけましょう。
だいぶ前にメンバーの一人が「あいつ生きとるかなぁ、CD貸したまんまなんやけど・・」とか言ってたっけな〜。
命の心配でなくCDの心配かい!(^^;) もちろん冗談だろうけど。笑


■■■ 9月 13日 ■■■

苦しんで、苦しんで、苦しんで、精神世界の苦しみから逃れようと必死でもがいたその時、
「どうせ〜〜だから」という言葉でほんの一瞬だけその苦しみから逃れ、 腐る事を覚えてしまった果実は、
もう二度と無傷な果肉に戻る事はできないのだろうか。種もなければ枝もない。残るは秋の枯れ葉なんだろうか。
そういえば、おととしの今頃はそれなりに苦しんでた。今思うと馬鹿みたいだけど・・・。紅葉はきれいだった。
旅先での幸せそうな笑顔が、今も写真に残ってる。手元にあるのは私一人が映ってる写真だけだけど・・。
最近、5人くらい、10歳くらい年上の女性とばかり仲良くなるんだけど、恋愛経験は
実はarikoの方が多少、多かったりする、その代わり彼女達の方が長い恋愛を経験してる。
それでも、私はいつも、3ヶ月以上続くと、もう私からふることはまずなかったりする。
3ヶ月以上の恋愛はいずれ私がふられる。そんなでも、過去につらかった恋愛は、次の恋愛の励みになったりする。
泣けて泣けてどうしようもない時は、過去にあんなにつらかったのを経験したんだから、きっといずれはこれもって。
妙な、歪んだ励みだと、おもう。そんな励み、そんな思いは、しなければしないにこしたことはない。
どうして揺るがないものを追い求めて生きてしまうんだろう。全ては移ろうのに。摂理は何者も責める事はできない。
それでも。やっぱり。これが最後って思うものがほしくて、信じきれるものがほしくて、また同じ事を繰り返すんだろう。
どうせ〜だから、とか、そういう腐ってしまった言葉、もう使いたくない。逃げてるだけって分かってるから。
なのに今夜も友達と電話してて、傷の舐め合いの如くその言葉を使ってしまった。
これが大人になるってことなんだろうか。違う気もする。歪んでゆく心。どんどん何かを信じる事できなくなって。
そう、嫌いなものが増えてゆく。例えば、海外旅行はしたいのに世界一周とかは言葉からして大っ嫌い、とか。
他にもある。でも秘密。 そういえば、いつの間にか私はNHKの連ドラとかによくある奇麗事が嫌いになってしまった。
青春とか、純愛とか、家族愛とか、プラトニックとか、そういう言葉がものすごく。
それらの言葉は奇麗事なのに、耳にするだけで、目にするだけで、汚い物を振り払うかのような気持ちになる。
私は一体いつからこんな風になってしまったんだろう。ほんとは、ほしいくせに。ほんとは、純愛とか、ほしいくせに。


■■■ 9月 8日 ■■■

うだつのあがらないサラリーマンがセンスィティヴな瞬間がほしくて海外旅行を思い立つのとは全く違う動機で、
これだけは純粋に音の世界に浸かっていたいって夢想にふけるけど、このごろ改めて感じるのは、
センスっていうのはほんとに個人が生まれもったものに依存するなぁって。今頃実感するのも変だけど...。
arikoの大好きな音の入ったMDを預かってて、浸かってると、arikoとは違う個性を肌にまとわせていられる。
逆に、私は最近3曲作って、過去に作った曲とでは全然違う感じのものになってきてて、
昔の曲と最近の新曲が入ったカセットを作ってみたら今度は自分自身ですら、タイムラグに惑わされた。
個性は移り変わるし、どんなに浸かっても全くの真似は誰にも出来ない気がする。68曲目。コード中心は7。


■■■ 9月 6日 ■■■

久し振りにプリンタをつなげてみようと思うんだけど、以前のコネクタ異常が起こると
この徒然すら長期間に渡って更新できなくなるので、もしそういう事態になったらみなさんごめんなさい。
あぁーこわ。。。


 

過去の徒然の目次へ戻る

目次へ戻る