2001年8月の徒然

 


■■■ 8月 26日 ■■■

ふと気がつけばもうすぐ9月。


■■■ 8月 20日 ■■■

ほぼ一週間ぶりに更新。この一週間はほんとに悲しい事と嬉しい事が極端で。
泣いたり叫んだり感動したり、たった一週間なのに、色々とめまぐるしく変化する。
久し振りにお得意の開き直り精神、なるようにしかならないわっていう言葉が出る。
人生はきっとこうして全てが過渡期にあるんだから、仕方が無い事。
自分でもよくわからない。たぶん、曲がまた出来かけてるからなのかな、、、。
秋の気配を感じるからかな。。私はやっぱり秋が一番好きだから。感じるままに。


■■■ 8月 12日 ■■■

足りないものを寄せ集めても、どうしてもどうしてもこの胸に抱く事のできないものがあって。
我がものでない羨望のそれは、その欠片を感じるだけで憎悪に似たものを覚醒する。思わず気を逸らす。
自己責任の範疇に収まりきらない胸の振動、世界中の欠片を斜視しながら、擦れゆくままに横たわる。


■■■ 8月 11日 ■■■

島村楽器で店員してる音楽仲間がいて、顔ききのおかげで売り物のTAKAMINEで2曲演奏してきちゃった。
しかもちゃんとマイクとアンプ通して、、、。珍しい木材を使ったギターなんだって。あ、もちろん買ってないけど。笑
でもちゃんと買い物に行ったんだよ、ギターよりか〜な〜り安い物だけど。ミニライブ、密かに気持ちよかった。。


■■■ 8月 9日 ■■■

迷ったけど、行ってよかった。暖かい心がたくさんあった。なんか懐かしかったし、みんな優しかった。
それでも変化してゆくんだよね。実際変化してる。誰もが変化してる。全ての変化を、受け入れなくてはならない。
とても難しい事だけど。もう振り返るなって言ってもらったから。大丈夫だから、ごめんね、ありがとう。
帰りは無理して笑顔作ってた心からいっきに気が抜けてしまって、涙が出てきたけど、安堵感からだから。
言わないだけで、みんな色んな事抱えてる。どんな道でも生きてる限り歩いてかなくちゃいけないんだもんね。


■■■ 8月 6日 ■■■

最近、週末と週明けの区別がつかない。曜日なんてどうでもよくなったんだろうか、。
確かに形式上は週末は週末。けれど精神的には以前ほど週中日とかって意識しない。
火曜とか、あぁ、あと半分ちょっとくらいかぁって。水曜は、そのうち2日過ぎるさぁ〜みたいな。
だからといって週末がウッキウキなわけでもない。なぜか未だに追われるように予定を入れてる。
おんのんと暮らせない。この心は一体何をどうしたいんだろう。自分でもよく分からない。


■■■ 8月 5日 ■■■

長くゆるい下り坂の、木漏れ日の中を歩きたくて、あるいは、月影の中を歩きたくて、車を走らせてみたけど、
山に沈みきった夕日と、夕闇に溶けそうな街に飲まれてしまって、行く先が分からなくなり、意味なく彷徨してた。


■■■ 8月 4日 ■■■

大垣の皆さん、どうもありがとうございました。
大好きな夕暮れ時の空に響いた声は、これからも記憶の中でずっと響かせていたい。
1人でライブに行った先が、暖かい場所で幸せやった。色んな自分自身を知った日。


■■■ 8月 3日 ■■■

モラトリアムへの、力無き抵抗。虚構には応しきれず。そもそもそれが、モラトリアムの第一歩。気が付けば渦中。


■■■ 8月 2日 ■■■

うれしい記憶と、悲しい記憶。今夜は、少しだけ、言葉がうれしい記憶に上書きされた。
部屋で一人、弦を換えて、今週末は今まで歌った事のない新曲も歌いたくて、でも
悲しい記憶更新中だったから、指の動きが弱くて弱くてほとんど消えそうな音だった。
けれど、少しだけ、指の動きがまた安定した。10本の指がそれぞれ口々に歌った、鶫。


■■■ 8月 1日 ■■■

仲良くなった地下にある売店のお姉さんが「arikoちゃんarikoちゃん!朝ごはん。」って、
サンドイッチを作ってきてくれた。すごく、びっくりした。
ブルーな事、淋しい事、多いけど、こういう優しさが余計に胸に染みて、
おいしいのに、食べながら喉の辺りがぎゅっとしめつけられる感覚だった。



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