2002年6月

 

 

02/06/26

台風。理由もなく、台風には、ならない。
台風の目が何を見ていたか、よーく、思いだして。台風の目は怒ってない。
いつも、泣いてた。1つ目で泣いてた。こんな悲しい夜はもう絶対に二度とって思っていた。繰り返す。繰り返す。繰り返す度にまた泣いて、馬鹿だって思った。
それでも、地平線を越えて台風が高気圧に変わってまた、繰り返す。悟れば悟るほど、わからない事も増えて、泣き尽くして、勢力も衰えて、いつしか、遠くへ行く事を思い浮かべるようになった。現実逃避なだけじゃない。
台風もきっと、必要とされたくて、一番必要としてくれる場所を、探してるんだ。
好きで台風になんかなったんじゃない。あの日も、たくさんの雨が、降った。たいして飲めないお酒を飲んで、背伸びして強がったら色んな物が吹き飛んだ。実態のない存在が、その虚構の中で精一杯の傷を訴えていた。長い、長い雨が降った。南へゆけ…東へゆけ… 誰かの声なんて、関係なかった。どうすればいいか痛い程分かっていても、どうにかできるものでもなくて。
自分がどこに居るのかさえ見失った時、上空には色んな星が散在していた。

 

02/06/20

6月の雨に打たれて、揺れて。晴れ間の照り返しでまた、揺れて。
ペーパームーン並の、難破船。

 

02/06/15

あらあら!いつのまにか2ヶ月も更新さぼっちゃいましたよ!あらあら!

山あり谷あり、朝っぱらから泣いて、外でもぽろぽろ涙が出てきそうになって、はれぼったい目で過ごして、だけど傷つく事に慣れたふりをして無理に元気にふるまっていた。携帯用のHPの日記にだけ、本音をこぼして、時々ぐちって、時々弱音をはいて、だけど去年から苦しくて苦しくて色々もがいてとぼとぼと津を脱出しては外を垣間見るようになったら、いろんな人たちと知り合えて、面白い人たちもたくさんいて、世の中って案外すてたもんじゃないなーと思った。イノナカノカワズ、旅立ちの第一歩。


 

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