2008,9,24
先日、ちまたで話題のトマトラーメンを食べました。
メニューもポモドーロ、アラビアータにパルミジャーノ
イタリアン? バジルが効いている。
でも、ちゃんとラーメンでした。しかも細麺。
お店の佇まいはカフェ。流れている音楽はボサノヴァ。
あんなお洒落なラーメン屋さん初めてだった。
先週のライブ写真を頂きました!→ 20080921四谷天窓
横浜のお店以来4年振りにご一緒させて頂いたあうんさん、
やっぱり大人の色気があってかっこよかったです。
これから短い旅をして、戻って来たらここを更新します。
11月はジョアン・ジルベルトやマリア・ヒタの
コンサートを観に行く予定です。
2008,9,3
横浜モーションブルーへ…Joyceを観に行きました。
赤レンガ倉庫の斜め後ろに、細い三日月が浮かんでいた。
演奏直前に『Oh, Something is funny...(ねえ、何か変よ)』
冒頭ギターのバッテリー切れで音が出ないというハプニングが
ありつつも、最後まで手を抜く事のないステージでした。
泣きはしなかったけれど、私は飲み物に手を出す事も忘れ、
ジーンときてしばらく笑顔のまま目が潤みっぱなしでした。
MCで友人Joao Donatoと作られた事に触れられた曲などは、
着席式のコンサートである事がミスマッチかというくらいに
お客さんみんなが踊り出しそうなナンバーだった。
今ここはリオだ!って思えそうなグルーヴだった。
ドラムの旦那さんTutti Morenoもよかったけれど、
ピアノのHelio Alvesがまた、なんというか、すごかった!
あくまで主役を食う事のない様気を使いつつ、ソロは目を見張る程
凄さを垣間見せるという、メリハリのある演奏でした。
馴染み深い曲たちに混ざってワンノートサンバ。普通に演奏しても
単語が追えないくらいに早い、あの有り得ないサビ部分(笑)ですが、
Joyce、もはや早口言葉どころではない!!暗号か?宇宙交信か!?
それ以外のリフは全てハミングという度肝を抜くアレンジでした。
どちらかと言うと、娘さんで言えばパワフルなClara Morenoより
柔らかくて上品な音を出すAna Martinsの方が好みな私。
しかしそのいずれの要素も兼ね備えた素敵なパフォーマンスでした。
ギターが体の一部の様でもありもう1人の手が弾いてる様でもあり、
勢いと威厳を感じさせるライブだった。本当にかっこよかった…!
2008,9,1
アリソン・カルヴァーリョというNY在住のブラジル人
女性ギタリスト、すごいです。ギターの腕が。
繊細な表現力。あこがれるなぁ。
2008,8,26
アメリカではamazonに次ぐ『CD Baby』にはまっています。
日本では手に入らないコアな物が沢山あったりする。
類似アーティストの表示が嬉しくなってしまうくらい割と的確。
英語だけれど解説も丁寧だし、試聴音源も長めです。
2008,8,17
昨日は横浜でカフェを営んでいらっしゃる、
アコーディオンとバイオリンのご夫婦SIESTAさんの所へ…。
昔実家で飼っていたのと同じゴールデンレトリバーが
のっそりと立ち上がり、お尻をふりふりお出迎えしてくれる。
フランス在住当時、ステファングラッペリのお部屋へ
行かれた時の事や、最後の来日での再会のエピソードを聞く。
グラッペリは花柄のシャツがすごくお好きだったそうです。
アンリサルヴァドールの晩年のライブを聴いた。
驚異的な声の艶で、とても80代とは思えない!
ジャンコルティのセカンドアルバムを手に入れる。これまた
78歳のアコーディオン奏者の作品です。
今は、名盤ジムホールのCONCIERTOを聴いています。
チェトベイカーやポールデスモンドの音もすごくいいし、
ロンカーターも…ホーザパッソスとの録音も頷けます。
20分近くもあるアランフェス、非の打ち所が無い。
ジムホール、77歳。本当に素晴らしいです。
もうじき来日するジョアンジルベルトも、77歳。
2008,8,14
ウィリーネルソンの2000年6月 アムステルダムでの
ライブDVDを観ています。たまにはこういうのもいいな…。
2008,8,13
『8 1/2(ハッカニブンノイチ)』を観て参りました。
まさか映画館で観られるとは思っていなかった…!
フェリーニの、作品を創る中でのある種、解脱!?ともとれる
自伝的内容です。一個人の内部における群像劇というか、
物創りをする人ならば誰しも経験する“創れない時期”を描く。
この後の作品は、どんどん突拍子も無くなって行く気がする。
そんなフェリーニの感性を私はどことなく愛おしく感じます。
夜空高く組み上げられた宇宙船発射台のセットを背景に、
カーニバルの演奏者たち、何より好きなフィナーレ。
『人生は祭りだ 一緒に生きよう』
観終わって、歩道橋を渡り、坂を下る帰り道。
満ちかけた月が、ちょうど8か2分の1大に見えてくる。
周りの風景や出来事が何カット、何テイクもある内の
ほんの1シーンに感じられ、不思議な清々しさがあった。
先週末は『カビリアの夜』を2度も観ました。
フェリーニ×ニーノロータの作品は好きです。
帰宅後、ニーノロータのCDを引っ張り出して聴いている。
2008,7,5
ベルモットのチンザノに、葡萄だけでなく
オレンジから出来たORANCIOがある事を知りました。
ベルモットと言えば、かれこれもう10年近く前、
ピアノの上にノイリープラット、お客さんに背を向けて
酔いどれの中をゆらゆら弾いて歌った思い出。
ただただ未熟で、実態の無い幻想に溺れていたというのに
真実を見ていると思い込んで待ち続けていたあの頃。
それはそうと、チンザノにはライムもあるんですって!
数年前にイタリアから帰国されたコックさんが
教えて下さいました。知らなかった…!
2008,7,2
アウトローズ・アンド・エンジェルス/
ウィリー・ネルソンを観ています。
様々なジャンルの、錚々たる顔ぶれ。
リッキーとキースの登場する辺りで嬉しくなって、
歓喜の声をあげながら画面30cm前まで近寄ってしまう。
海外のアーティストは異性とのデュエットの時
すごく見つめ合うし、ハグやキスをするなぁ…と思う。
大抵の日本人はせいぜいアイコンタクトに握手程度だ。
穴のあいたボロボロのギターから乾いた味のある音。
そういえば学生時代のバンド仲間のギターも、
穴というか、もはやボディの1/3が無かったが(笑)
大きな穴があいているからよく響くんだと言っていた。
例えば複数のサウンドホールが扉みたいになっていて、
それが開閉自由なギターって、あったりするのかな?
去年の楽器フェアには、なかったなぁ…。